11月事業「挑戦」~あきらめるな夢は叶えるためにある~が開催されました。

(一社)伊那青年会議所青少年事業

「挑戦」~あきらめるな夢は叶えるためにある~

11/13(土)10:00~12:30

信州INAセミナーハウスで開催されました。

本日の講師に第34代WBC世界フェザー級王者 越本隆志様をお迎えしての事業開催になりました。

越本様は、福岡県でボクシングジムを経営しながら、子供達に夢、挑戦する大切さを伝える為に全国で講演活動を行なっており、また宗像JCのOBでもあります。

コロナ禍で対面事業が難しい状況が続いていましたが、当日は晴天にも恵まれ多くの参加者、メンバーが集まりました。

part1

「夢への挑戦〜夢を持つことの大切さ〜」では、講師の生立ち

運動、勉強、外遊びがあまり得意ではなかった事。そんな時に父が設立した自宅兼ボクシングジムでボクシングを始めるきっかけになった事。

学生時代に結果が出ず好きなボクシングから3年離れて改めてリングに立ちたい気持ちを芽生えさせてくれた後輩の姿。試合前や講演前に感じる恐怖心とは?一体何処から来るのか。

初めての世界タイトルマッチ敗退、そこから得た自分に足りないものに気付き日々、遠方または海外に出向いて練習に明け暮れた日々のお話。

そんな中、右肩筋肉断裂の大怪我を負い、医師から引退しなさいと告げられるも、その状態でもどうやったら、リングで戦い続けられるのかなど話の内容がありました。

part2「夢を達成するための仲間との絆や感謝について」です

医師から引退しなさいと告げられ現役続行が厳しい状況下での周りで支えて下さる方達への感謝。仲間との絆についての講演でした。右肩の手術は行わず保存療法で怪我と向き合う事を決めた越本様。治療を受けていく中で治療に携わってくれた医師、トレーナーなどが講師に格安、無償で治療をしてくれたり講師が現役続行が難しい大怪我と向き合いボクシングをする姿に色々な方から支援の輪ができ、チーム越本ができていったお話や講師が当時、在籍していた宗像JCのメンバーが一丸になりもう一度、世界タイトルマッチをする為にチケット販売や会場設営、運営を行ない、講師の世界一への再挑戦を後押ししました。

結果、講師は地元福岡の世界戦で見事世界一を達成。講演中、当時の試合の映像や講師、父、ジムの関係者など様々な映像が放映されました。

講師の越本様は「壁は越えるもの超えられるから壁が出てくる。「小さな失敗は沢山あるからそれを乗り越えていかないと行けない。」「小さな成功体験を増やしていけば自信に繋がっていく」参加した親子、メンバーに向け熱く語られていました。

 

講演後、参加された子供達に夢色紙に将来の夢、保護者の感想を記入してもらい、代表者に発表して頂きました。恥ずかしそうにしているお子様や夢を熱く発表してくださるお子様など皆、とても良い表情でした。

 

最後に質問の時間があり、

メンバー、参加者から質問がありました。講師の越本様は一人一人の質問に対して、丁寧にわかりやすく時間を割いて返答されていたのが印象的でした。

 

今年度、青少年委員会の基本方針「子供達には無限大の可能性がある」「子供達に挑戦する機会を創出する」コロナ禍の状況で最大限に創出することのできた事業でした!